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デンマークだより

後藤美穂子 BLOG 建築士ママだより

西村美紀 BLOG デンマーク現地コラム

デンマークってどんな国?

 

 

■ デンマークは、スカンジナビア諸国の中で最も南に位置し、北海に突き出たユトランド半島と、大小500の島々で構成される、九州ほどの面積に約550万人が住む国です。世界中の人が、デンマークを「おとぎの国」と絶賛するように、森の緑と草花、紺碧に輝く湖沼が多く、どこへ行っても公園のような美しい景観を見せてくれます。

 

 

■ イギリスの手厚い社会保障を「ゆりかごから墓場まで」と呼びますが、世界最高水準の福祉、生活レベルを誇るデンマークは、「ゆりかご以前から墓場以後まで」と言っても過言ではありません。こうした世界最高水準の社会福祉を支えるため、所得税約50%、消費税25%と国民は高税を強いられますが、一方で国の総支出額の4分の1以上が毎年、社会福祉関係に充てられています。つまりデンマークには、高税に見合うだけの高福祉があるのです。

 

 

■ 医療費はすべて無料。デンマークでは65歳以上が高齢者とされ、国から充分な年金が出され、更に、24時間介護体制などが完備されています。住宅については介護だけを目的とした老人ホーム(特養)の施設は減り、自分の力で暮らせる高齢者のための質の良い「高齢者住宅」の建設が盛んです。

 

 

■ また、デンマークでは、早くから環境・エネルギー問題にも取り組んできました。今日、地球規模での環境問題の重要性から、風力エネルギーの利用、とくに風力発電が活発になってきていますが、デンマークでは、世界に先駆けて風力発電に力を注いできました。世界の風力発電機メーカーのシェアの53.2%はデンマークです。

 

 

■ 一方、福岡は、古来よりアジアとの玄関口として発展してきました。毎年恒例のアジアマンス事業や主要国首脳会議蔵相会合、最近では世界水泳選手権大会などを通じて、国際コンベンションシティとしても、国内外からますます高い評価を得ています。福岡がより一層、大きな国際都市へと発展してゆくためにも、また、21世紀の福岡を考えるとき、福祉・環境・住宅・リサイクル・エネルギー等といった北欧に学ぶ課題は多々あります。文化の違いを認め合いながら、北欧諸国との民間レベルでのより緊密な交流を強めてゆくことが、大切な選択だと考えます。世界最高水準の高福祉国家であるデンマークは、これから日本が迎える高齢化社会の良きパートナーとなりうるでしょう。

 

 

■ 福岡とデンマークにおいて、地域レベルでの交流のみならず、経済・文化での交流を通じて、相互理解をより一層深めるとともに、両者間のさらなる親善に寄与するため、ここに「福岡・デンマーク友好協会」を設立し、福岡から全国に向けて、新しい日本の在り方を発信してゆくものです。

 

 
 
 
 
 
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